ロードスターに乗ってみて~2シーターのリアルと収納力~

マツダ

「ロードスターが欲しい!でも、2人乗りだし荷物も載らないから、メインカー(1台持ち)にするのは流石に厳しいかな…。」

夜な夜なネットで中古車情報や動画を見ながら、こんな不安を抱えていませんか?

結論からお伝えします。

独身やパートナーとの2人暮らしであれば、ロードスターの1台持ちは工夫次第で全く問題ありません!

むしろ、毎日の退屈な移動が「最高のドライブ」に変わるため、多少の不便さにはお釣りがきます。

今回は、毎日の通勤から週末の買い物までこれ1台でこなしている私が、2シーターのリアルな日常、具体的な積載量を本音で語り尽くします。

購入を迷っている方は参考にしてみて下さい!


2シーターの日常で「ここが不便」と感じる瞬間

いくら「最高の車」と言っても、相手は全長4メートル未満の2シーターオープンカー。

日常使いにおいて「ここは不便だな」と現実を突きつけられる瞬間はよくあります。

まずは、私が暮らす中で直面した3つのリアルなデメリットから隠さずにお話しします。

①コストコや大型家具店(IKEAなど)には気軽に行けない

最大の弱点は、言うまでもなく「かさばる荷物が載らないこと」です。

一般的な普通車であれば後部座席を倒してトイレットペーパーのまとめ買いや、大型の組み立て家具を持ち帰ることができますが、2シーターのロードスターにはその後部座席がそもそもありません。

またトランクルームに関しても、トランクルームの開口部が狭いので「まとめ買いしよう!」と思っても、ロードスターの前では諦めるしかありません。

開口部の寸法に関しては私調べでは約77㎝(横)×約35㎝(縦)でした。

②3人以上の移動が不可能

3人以上で集まったとき、「じゃあ俺の車で移動しようか」という会話になっても、自分は戦力外通告を受けます笑

乗車定員が2人なので、どう足掻いても3人目は乗せられません。

また、家族や友人から「駅まで迎えにきて!」と突発的に頼まれても、「ごめん、シートが1つ足りない」と断らざるを得ないのが2シーターの宿命です。

周囲に「そういう車に乗っているキャラクター」として理解してもらうまでは、少し心苦しさを感じる瞬間があるかもしれません。

③社内の小物置き場の少なさ

ロードスターは、軽量化の為に極限まで無駄が削ぎ落とされています。

その結果、「日常のちょっとした小物」を置くスペースがかなり制限されており、

  • センターコンソールボックス(ひじ置き部分)
  • リアコンソールボックス(左後ろの鍵付き部分)
  • シフトノブの前の謎空間(エアコンスイッチの下)

きちんと小物が置けるのは上記の3箇所だけです笑

センターコンソールボックスに関しては小銭置きのスペースはありますが、収納自体は底に段差があることやサイズが微妙で使いにくいことから私は使ってません💦

リアコンソールボックスは容量があるものの、運転席に座った状態では体を大きく捻らないと手が届かないので、運転中に「ちょっとティッシュやサングラスを出したいけど届かない!」というのは、ロードスターオーナーであればあるあるかなと思います!

シフトノブの前の謎空間に関しては何を置くのがベストなのか未だに分からないので、ホコリ取り用のタオルを畳んで置いてます。


対策

では、これらの不便さを前にロードスターでの生活を諦めるべきかというと、答えはNOです。

人間の適応力とロードスターの設計の妙によって、日常のほとんどのシーンはクリアできます。

我が家で実践している具体的な対策をご紹介します。

①トランクの底力

トランクの「底力」を侮ってはいけません!

「荷物が載らない」と言われるロードスターですが、実はトランク単体の容量は見た目以上に優秀で約130Lあります。

開口部は少し狭いですが深さがあり、中が広がる形なので開口部さえ突破すれば結構入ります。

開口部を過ぎた中の寸法に関しては私調べでは約110㎝(横)×約65㎝(縦)でした。

週末のスーパーでの買い出し(マイバッグ2〜3個分)程度であれば、助手席を使うまでもなくトランクだけで完全に完結します。

コツは「硬い箱(段ボールなど)」で荷物をまとめようとせず、「柔らかいエコバッグ」に小分けにすること。トランクの形状に合わせて柔軟に変形してくれるため、デッドスペースなく限界まで荷物を詰め込むことができます。

②助手席を「セカンドトランク」として割り切る

1人乗りの時に限られますが、助手席は大きな荷物置き場になります。

トイレットペーパーやティッシュの12ロールパックなど、かさばる日用品を購入した際は、助手席の足元やシートの上に置けば余裕で持ち帰ることができます。

「2シーター=荷物が全く載らない」のではなく、「2人乗っている時はトランク容量のみ、1人乗りの時はトランク+助手席が使える」と考えると、日常使いにおいて困るシーンは非常に絞られます。

③追加パーツで収納不足を解決する

純正で足りない収納は、便利なアフターパーツで補うのが正解です。

自分の場合はリアコンソールボックス(左後ろの鍵付き部分)の真ん中を仕切るパーテーションのみAmazonで購入しましたが、ご自身の使いやすいようにカスタマイズしていけば良いかなと思います!

③無駄な荷物を載せない

これを言ったら元も子もないですが、無駄な荷物を載せないのが一番です笑

ファミリーカーや大きなSUVに乗っていると、ついつい「いつか使うかもしれない物」や「降ろし忘れた荷物」が車内に溜まりがちです。

しかし、ロードスターは空間が非常に限られています。

乗るたびに荷物を整理する習慣が自然と身につきます。

結果として、車内は常にミニマルで、ホコリ一つない美しい状態をキープしやすくなります。

愛車をディテールまで綺麗に保ち、丁寧に暮らしているという感覚自体が、オーナーとしての自己肯定感を高めてくれます。


まとめ

正直に言って、これまでに挙げたデメリットや不便さは、天気の良い日に屋根を開けて走り出した瞬間に、すべて脳内から消し飛びます。

助手席と運転席の距離が近く、すべてのスイッチ類がドライバーの手の届く範囲に配置された運転席。

このタイトさは、狭さではなく「人馬一体」を体現するための設計です。

大排気量のスポーツカーのような圧倒的なパワーはありませんが、日本のタイトな峠道やワインディングを自分の手でコントロールして走る楽しさは、世界のどの高級車にも負けていないと本気で思っています。

ロードスターをメインカーにすることは、確かに世間一般の「便利さ」からは少し逆行しているかもしれません。しかし、「不便だからこそ、工夫する楽しさがある。不便だからこそ、愛おしい」。それこそが、この車が何十年も世界中で愛され続けている理由です。

とは言え向いている人、向いていない人はいます。

❌ ロードスターの1台持ちに向いていない人

  • 3人以上で移動する機会が月に数回以上ある人
  • コストコや業務スーパーでの「大量まとめ買い」が生活のベースになっている人
  • 車内にたくさんの荷物を常用(置きっぱなし)にしたい人

⭕ ロードスターの1台持ちに向いている人

  • 移動そのものを「趣味」や「楽しい時間」に変えたい人
  • 普段の移動は基本的に1人、またはパートナーとの2人がメインの人
  • 無駄なものを削ぎ落とした「ミニマルなライフスタイル」に魅力を感じる人
  • 自分の本当に好きなものにエネルギーを注ぎたい人

「あの時、乗っておけばよかった」と後悔するくらいなら、乗れる環境にある今のうちに、この素晴らしい『ロードスターのある日常』へと飛び込んでみませんか?

このブログがロードスターの購入に迷われている方の参考になれば幸いです!

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