いよいよロードスターの納車まであと僅か!
ついに1年半乗ったアクアを売却することになりました。
愛車を手放すとき、「できるだけ高く売りたい」「スムーズに手続きを済ませたい」と考えるのは当然のことです。
今回は、車の売却を成功させるための具体的な手順と注意点を私の経験を踏まえて解説します。
後悔のない売却のために、ぜひ参考にしてみて下さい!
主な売却方法:下取りと買取の違い
車を売却する主な方法は主に下取りと買取の2通りあります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の目的に合った方法を選びましょう。
| 項目 | 下取り(ディーラー) | 買取(中古車買取専門店) |
| 特徴 | 買い替えを前提とした取引。手間が少ない。 | 売却のみの取引。 売却額を重視できる。 |
| メリット | 購入と同時に手続きができるので、手間が最小限。 | 査定額が高くなりやすい傾向がある。 |
| デメリット | 査定額が安価になりやすい。 | 購入とは別で手続きが必要。 |
| おすすめ | 手間をかけたくない人。 | 少しでも高く売りたい人、年式が古い・走行距離が多い車。 |
個人的には車を安く手放したいという人はいないと思うので、車を高く売れる可能性が高い買取業者を利用するのがオススメです!
買取業者は、中古車市場の需要や販路を活かして適正な市場価格に近い査定額を提示してくれます。
特に年式の古い車や走行距離の多い車は、下取りでは値がつかなくても、買取業者なら価値を見出してくれるパターンもあります。
ただ買取は自分で業者を探す必要があり、手間だなと感じる人もいると思いますが、流れなどを理解すれば決して難しくはないので、事前に準備をして臨みましょう!
基本的な流れと手順
車の売却は、以下の6つのステップで進みます。
流れを把握しておけば、焦らずスムーズに手続きを進めることができます。
〇ステップ1:買取相場の確認と売却先の選定
まずは、自身の車の買取相場を事前に把握しましょう。
年式や走行距離、グレードから概算の相場を調べておくことで、業者がどれぐらいの金額で再販するのか、そこから逆算することで査定額の把握・交渉材料になります。
その後、複数の買取業者に査定を依頼するために、一括査定サイトなどを利用するのが効率的です。(一括査定自体は無料です!)
ただ電話が鳴りやまなくなる可能性もあるので、使うサイトには気を付けましょう!
複数の業者を比較することで、愛車の最高額を知ることができます。
〇ステップ2:必要書類の準備
査定の前に、売却に必要な書類を準備しておきましょう。
書類が揃っていないと売却手続きが完了せず、入金が遅れる原因にもなります。
【主な必要書類】
・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証
・自動車税納税証明書
・リサイクル券
・実印
・印鑑証明書
・委任状
・譲渡証明書(実印を押印)
とはいえ、車検証が無いといったシチュエーションは中々無いと思いますので、自身で準備するのは印鑑証明ぐらいかなと思います。
ステップ3:査定の依頼と価格交渉
複数の買取業者に査定を依頼し、最も高い金額を提示した業者を選びます。
査定金額に関しては、電話口で机上の金額を伝えられますが、実車の査定で金額が大きく前後する可能性もあるので、実際の車を見て査定してもらいましょう!
(わざわざ業者へ車を持っていくのが面倒だなと思いますが、訪問査定を対応している所が多いので、家にいるだけで査定をしてもらうことが可能です。)
また査定時には、以下の点を忘れずに申告しましょう。
・修復歴や事故歴の有無
→隠すと後で契約不適合責任を問われ、トラブルになる可能性があります。正直に申告しましょう。
・アピールポイント
→定期的なメンテナンス履歴(整備手帳)、純正オプション品、人気の高い装備などはプラス評価の対象です。
査定額は一度で決まるわけではありません。
購入の際と同じですが、ここまで金額が出れば売るというラインを設けておきましょう!
他社の査定額を引き合いに出して、粘り強く交渉することが高価買取の鍵となります。
〇ステップ4:売買契約の締結
査定額に納得したら、売買契約を締結します。
契約書の内容を隅々まで読み、特に以下の点を確認してください。
・買取金額:諸費用が引かれていないか確認。
・車両の引渡し日:いつまでに引き渡すか。
・入金日:いつまでに指定口座に入金されるか。
・契約キャンセルに関する規定:キャンセル時の条件や費用はどうか。
〇ステップ5:車両の引渡し
契約書に記載された日に、車を買取業者に引き渡します。
時間に遅れたりしないようにしましょう!
【引渡し前の最終チェック】
・私物の撤去:ダッシュボード、トランク、座席の下などに私物が残っていないか確認。
(自分は座席の下に小銭落ちてました笑)
・ナビ・ETCのデータ消去:ナビの履歴や自宅、ETCカードの抜き忘れがないかチェック。
・洗車・車内清掃:査定後の引渡しでも、きれいにしておくと気持ちよく引き渡せます。
〇ステップ6:入金の確認と名義変更
契約書に定められた期日までに、売却代金が指定口座に振り込まれているかを確認します。
また、売却後、名義変更が完了したことを業者から連絡や書類で確認しましょう。
名義変更がされていないと、翌年度の自動車税の請求が自分に来てしまうなどのトラブルの原因になります。
高価買取を実現する7つのコツ
愛車を1円でも高く売るために、以下のコツを実践しましょう。
・複数の業者を比較する
これが最も重要です。一括査定サービスを利用し、最低でも3社以上の査定額を比較することで、競争原理が働き、自然と価格が上がります。
・売却の「ベストなタイミング」を見極める
中古車市場は1月〜3月が最も活発になります。
これは、転勤や引っ越しで車の需要が高まる時期だからです。この需要期に間に合うよう、2月上旬までに査定に出すのが有利です。
またモデルチェンジ前は旧モデルの査定額が下がる傾向にあるため、情報収集も大切です。
・走行距離の節目を意識する
査定額が大きく下がりやすいのは、走行距離が5万km、10万kmを超えたあたりです。
これらの節目を超える前に売却するのが高価買取の鉄則です。
・査定前に車をきれいにする
傷や凹みは修理する必要はありませんが、洗車や車内清掃は必ず行いましょう。
タバコやペットの臭いを消す、ゴミをすべて片付けるなど、「大切に乗られていた車」という印象は査定士に好影響を与えます。
・純正オプション品をアピールする
純正ナビ、アルミホイール、エアロパーツなどの純正オプション品はプラス査定の対象になりやすいです。
取り外した純正パーツがあれば、一緒に渡せるように準備しておきましょう。
・整備手帳(メンテナンスノート)を用意する
定期的な点検や整備の記録が残っている整備手帳は、車の状態の良さを証明する「履歴書」です。査定時に提示することで、車の信頼性が増し、査定額アップにつながります。
・ 契約は即決の姿勢を見せる
査定当日に「今日決める」という姿勢を見せることで、業者側は他社に流れることを避けるため、相場上限に近い金額を提示してくれる可能性が高まります。
もちろん、その日に契約する必要はありませんが、最低でも「実際に売却します!」という姿勢は示しましょう!
まとめ
売却成功の鍵は「比較」と「準備」です!
自分の愛車がどれぐらいで取引されているのか、今の状態をきちんと把握した状態で臨みましょう!
ちなみに私は一括査定+連絡が来なかった業者複数社へ買取見積もりをし、当初の査定金額+30万円ぐらいで買取してもらいました。
この記事を参考に1円でも高く売却していただければ嬉しいです!
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